学園日誌
diary
宿直明けの午後、男達が動いた。普段なら帰る時間に角スコップを手に取り、西濃学園の駐車場に。先日の雪のあと除雪して積んでおいた雪がまだ駐車場を占拠している。サクツ!、角スコップで雪に切れ目を入れ、フン!と気合いを入れて雪をすくい、ドサツ!と軽トラに雪を積み込む。サクツ!、フン!、ドサツ!サクツ!、フン!、ドサツ!、繰り返し作業する音が響く。数時間後、きれいになった駐車場をあとにして男達は去って行った。