学園の方針
- 人はそれぞれの考え方、感じ方があり、したがって集団生活ではその構成員の数だけの考え方・感じ方が認められるのが基本的には望ましいとの理念で運営を致します。
- 登校しようとしても行けないなど、様々な悩みを抱える子ども、神経症的な中学生・高校生を対象とします。(事前に保護者の面接を行い、後に本人とも面接を行い、学校見学・体験ののち入学を決めさせていただきます。)
- 本学園での生活では、学園生の『こころ』の安定と回復に、より適切な対応をとるようスタッフは努力し、保護者の問い合わせにはできる限り応じます。
- 本学園の生活は、できる限り規制や強制を排除し、自他の尊重が認められるような学園生活を目指しています。回復の度合いをみながら順次、社会復帰のための規制を加えていきます。また、自然や他者とのふれあいの体験を通して自分について考えさせるようにします。
- 本学園では、子どもの回復の仕上げは親子の努力で社会復帰をさせるのが再発の防止に最も有効と考えています。子どもの在学中、学校と保護者が連携して子どもを受け入れる『こころ』の準備をしていただきます。
- 地域の方々と共に生活し、歩んでいくといった姿勢の教育を行う学園です。
- 本学園内での対応の内容と結果を公表し、「不登校の問題」で悩んでいる全国の方々に情報を発信し、お役に立ちたいのも本学園設立の一つの趣旨です。学園生の人権、その他の配慮は要請しての上ですが、マスコミ機関等の取材には積極的に応じていきたいと考えております。