西濃学園高等学校

high school

総合学習

コラボレイト

私たちは授業という枠にとらわれずに、様々な体験学習に取り組んでいます。
不登校傾向の子どもたちはどうしても社会的な経験が乏しく、なかなか他人とうまくコミュニケーションを取ることができなかったり、またそうした機会を持てなかったりします。西濃学園では地域の伝統活動やボランティア活動、物作り、外部講師を招いての講演会など、いろいろな企画を通して子どもたちの社会性をはぐくむ活動を行っております。

創作劇


テーマはいじめ、戦争、等身大の自分たちなど、様々で、毎年11月に行う西濃祭の目玉活動としておよそ2カ月間、全員で取り組んで、発表します。

地域活動


西濃学園がある藤橋地区、さらには日坂地区などの草刈、夏と秋のお祭り、田植え、そして揖斐川クリーン作戦など、地域の生活につながる活動に積極的に参加し、社会性をはぐくんでいます。

社会見学


各学期に1回は、外部講師をお招きしての講演と、社会見学をしています。
今までには検事さん、手話教室、アロマセラピー、音楽コミュニケーションの会の人たちを招いて行ってきました。社会見学では、読売新聞社や、アサヒビール工場の見学、名古屋市科学館などに行ってきました。

集団ゲーム


いろんなスタッフが思考を凝らしてルールを作って、いろいろな集団ゲームを行っております。中でもテレビでおなじみの≪逃走中≫を学園風にアレンジした西濃版逃走中は生徒たちに大人気です。そのほかには、グループ別に分かれていろんなゲーム、調べ学習、クイズ選手権、等も行っております。




SST(ソーシャルスキルトレーニング)

自立し、互いに認め合うことのできる社会の一人ひとりとなるために

今までは、遊びや生活の中で、自然に身につけてきたソーシャルスキル。しかし社会的技術が身につかず、年齢に応じた発達課題がクリアされないで、積み残しになったまま成長するような状況が生まれてきています。

要因の一つとしては、子どもたちが社会や地域の中で育たなくなった事があげられると思います。背景に、「人づきあいの少なくなった社会」、つまり、地域の教育が低下し、注意したり、ほめてくれたりする人がいなくなったこと、また、家庭の教育が「少子化」「核家族化」「兄弟の減少」「多忙」なども影響し、「過保護」「過干渉」あるいは「放任」の方向に向かっていること、さらに、インターネットやゲームの普及など、遊びのバーチャル化が、これらに輪をかけていると思います。

このように社会性が身につきにくい児童・生徒に対して、一人ひとりのソーシャルスキル力を高め、クラス全体が分かり合い、支え合う力を育てるために、西濃学園は積極的にSSTを取り入れています。

あいさつ



コミュニケーションの基礎となる力を

自己認知



自分のことを知り、自分を大切にできるように

言葉・表現



相互理解のための言葉や表現のスキルを

気持ち認知



相互理解やセルフコントロールのためのスキルを

セルフコントロール



自分の感情をコントロールできるようになり、自己肯定感を高めることができるように

コミュニケーション



相手を尊重したコミュニケーションができるように


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