西濃学園高等学校について
高校生活に不安を抱える生徒も通える全日制高校
「少子化」と言われている昨今にあっても、不登校生徒数は増加しており、全国で23万人、そのうち中学校における不登校生徒数は13万人と言われています。教育の機会均等を考えた時、中学校で不登校を経験した生徒たちの通学先は、選択肢が広がりにくいのが現状です。
西濃学園高等学校は、高校生活に不安を抱える生徒も、安心して通える学校です。
また、寮を完備していることで全国から入学が可能となるだけでなく、互いに譲り合って生活すること、ルールを守ること、協力し合うこと等を通して、卒業後も自立して生活していく力を育みます。
週に数日しか通わない通信高校では物足りないけど、普通の高校は、まだ自信が無い。
そんな生徒にピッタリの学校です!
小集団だからできること
多くの輪の中には入っていきにくいこともあるけれど、小集団の中ならやりやすいこともあります。
少人数制の学級なのできめ細かい授業展開ができます。
仲間がいるからできること
スポーツ、演劇、勉強だって仲間がいるからできることがあります。連帯感や一体感は仲間がいて感じられるもの。そして人とのつながりは社会性や人としての成長をさせてくれます。
自分でできること
資格取得や進路決定、さらには自分を高めることなど、職員が手助けして西濃学園でだからこそできることがきっとあります。
卒業後を考えて
高校卒業後のことを考えて、社会的スキルアップやキャリア教育にも力を入れています。
西濃学園高等学校 校長ごあいさつ
『日本で一番、心温まる学校』この言葉を生徒と教師、全員のモットーとして、より充実した学校生活を目指しています。
また全国に24校※ある学びの多様化学校の中で唯一、寮生活が可能な学校であることも特徴の一つです。現在、生徒たちが使用している寮は4つあり、それぞれの寮に担任を含めた様々な職員が泊まり込み、毎日、衣食住をともに過ごしています。宿直者の年齢構成も幅広く、生徒たちは各職員の多様な価値観に触れることが出来ます。授業時間中は先生として、放課後から夜間にかけては親や兄姉のような関係性の中で、学校であるとともに大きな家族のような雰囲気の中で生活しています。
高等学校には様々なタイプの学校がありますが、不登校傾向のお子さんの中に「全日制高校で学びたい」という希望を持たれている方も多くいらっしゃいます。私たち職員一同は一人ひとりの生徒・保護者の方ときめ細かく相談させていただき、希望と実態に応じた、カスタマイズされたカリキュラムを一緒に作っていきたいと考えています。
その一例として、臨床心理士が中心となりコミュニケーションについて実践を通して学ぶ『SST(ソーシャルスキルトレーニング)』や、自分の進路について考える『進路研究』、消費者教育や選挙に関する教育等を行っています。また、私たちが最も大切とする北アルプスでの『夏山登山』など、多くの行事や様々な体験活動を通して、仲間との関係を築いていきます。
3年間の高校生活の中では順調なときも、そうでないときもあると思いますが、西濃学園では臨床部の職員が中心となって、一人ひとりの生徒さんのカウンセリングを行っています。一人で抱え込んでいる思いや、モヤモヤした気持ちを一つずつ整理していき、円滑な生活が送れるよう一緒に歩んでいます。
ゆっくりと、でも着実に、一つひとつの階段を上って高校生活の素敵な思い出を共に創っていきましょう。
※令和5年4月現在
教育課程
教科 | 科目 | 1年生 | 2年生 | 3年生 |
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国語 | 現代の国語 | 2 | ||
言語文化 | 2 | |||
文学国語 | 4 | |||
地理歴史 | 地理総合 | 2 | ||
歴史総合 | 2 | |||
公民 | 公共 | 2 | ||
政治・経済 | 2 | |||
数学 | 数学Ⅰ | 3 | ||
数学A | 3 | |||
理科 | 科学と人間生活 | 2 | ||
生物基礎 | 2 | |||
保健体育 | 保健 | 1 | 1 | |
体育 | 2 | 3 | 3 | |
芸術 | 音楽Ⅰ | 2 | ||
外国語 | 英語コミュニケーションⅠ | 3 | ||
英語コミュニケーションⅡ | 4 | |||
家庭 | 家庭基礎 | 2 | ||
情報 | 情報Ⅰ | 2 | ||
総合的な探究の時間 | 2 | 2 | 2 | |
小計 | 11 | 22 | 22 | |
学校設定 | 基礎国語 | 2 | ||
基礎社会 | 2 | |||
基礎数学 | 2 | |||
基礎理科 | 2 | |||
基礎英語 | 2 | |||
情報処理 | 2 | |||
ビジネスコミュニケーション | 2 | |||
プログラミング 削除予定 | ||||
課題研究 | 2 | |||
SST | 1 | 1 |
1 |
|
産業社会と人間 | 2 | 1 | 1 | |
進路研究 | 2 | 2 | 2 | |
総合研究 | 1 | 1 | 1 | |
スポーツV | 2 | |||
小計 | 20 | 7 | 7 | |
合計 | 31 | 29 | 29 |
時間割(令和5年度)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 保健 | 基礎数学 | 産業社会と 人間 |
総合探究 | 基礎英語 |
2 | 基礎英語 | 産業社会と 人間 |
進路研究 | 情報 | 情報処理 |
3 | 情報 | 家庭基礎 | 家庭基礎 | 基礎数学 | 体育 |
4 | 基礎理科 | 進路研究 | 基礎国語 | 基礎国語 | 基礎社会 |
5 | 総合研究 | 基礎社会 | 基礎理科 | SST ソーシャル スキル トレーニング |
音楽 |
6 | 情報処理 | 音楽 | 体育 | 総合研究 | HR |