コラボレイト

高校生を対象としたコラボレイトをしました。内容は、「ワーキング・プア」につい
て。初めにワーキング・プアを特集した番組のビデオを見て、その後にみんなでそれ
ぞれが思ったことを話しました。
ワーキング・プアとは、働いているのに生活水準以下の暮らししかできない人たちの
事をいいます。景気が回復してきているといわれる今日でも、定職につくのが難し
く、短期や日雇いの仕事で日々をつないでいる人や、収入が少なく、税金が払えない
人たちなどがあふれています。その映像を見た子どもたちは、「働きたくても働けな
い、やるせなさが伝わってきた」「政府や上流層の人たちがもっと目を向ける問題
だ」と感想を述べ合ったり、「もし自分がこういう立場になってしまったら、仕事を
選ばず、今ある仕事を頑張りたい」「心がけひとつで人生は変わってくる」といった
意見も出ました。今日のコラボレイトで、それぞれが将来について深く考えることが
できたのではないかと思います。