学園日誌

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学園日誌

性教育

先週から、中学3年生・高校3年生を対象に、ライフプランニングの時間を利用し、性教育を行なっています。
前回、「妊娠・出産・人工妊娠中絶」をテーマに、どのように妊娠するのか、女性の体はどうなっていくのか、また、中絶とはどんなことをするのかを学びました。
その学びの中で、中3のYくんから、
「産むことを選んだ時と、産まないことを選んだ時のリスクがわからない」
と質問を受けました。
今日は、それに対し、実際の経験者たちに話をしていただきました。

妊娠や出産によって体が変化していくとはいうけれども、みんなが同じ経験をするわけでなく、つわりの軽い人もいれば、すごく重い人もいる。また、自然に産まれてくる子もいれば、帝王切開になったり、早産になったりということもある。
そんな辛い思いをお母さんはして、みんなの命は産まれてきたんだということが、実感できたのではないでしょうか。
また、奥さんの出産に立ち会った父親として、岩佐さんにも話をしてもらいました。
「男性は本当に何もしてあげられなくて、ただ、やってほしいことをしてあげることしかできない。でも女性の辛さもわかってあげないといけない。」
痛い思い、辛い思いをするのは女性です。
男性は、そんな女性にきちんと寄り添ってほしいと思います。
今日、授業を受けたみんなは、きっと将来、奥さん思いの父親になると信じています。



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