早朝3階のトイレを掃除していると高校3年生のS君が「おはようございます。手伝いましょうか。」と声を掛けてくれました。「ありがとう。無理しなくていいよ。君が手伝ってもいいよ、と言ってくれたことは、先生はすごく嬉しいよ。」と返事しました。彼は立ち去りましたが、ちょっと手伝ってよとお願いすればよかったのかな・・・と思いながら掃除を終え
職員室に戻り、階段の清掃をしょうとしていたら、再び彼がやってきました。「早く起きちゃって、何もすることがんいんですよ。」との彼の言葉。「じゃ、今から階段を掃くんだけれど手伝ってくれる ? 」との問いかけに快く「はい」との返事でした。彼は丁寧に階段を不自由な足を気にかけることなく掃いてくれました。また一人清掃の仲間が増えたこと、そして彼のさわやかさを私は全身で受け止めることができた新しい一日の朝でした。