5月8日の中日新聞の朝刊の1面にすぐには理解出来ない見出しが目につきました。よく読むと生活保護を支給されている方は、時には義援金を受け取ると生活保護費が減額・停止になる場合もあるということのようでした。
昨日職員会で熊本地震への義援金を私どもの学園も行うことを呼びかけました。一人の職員からは、生徒にジュース1本分でもいいから「心」を込めて支援しようと呼びかけましょうとの提案がなされました。全員一致で職員が先頭に立ち義援金を集めようということになりました。おそらく生徒達も地震で困っている人達にという思いを募金という形で表してくれるものと思います。
しかし、新聞によれば、生活に困っている方々に私どもの思いが伝わらないこともあるとの報道になにか「やるせない」気持ちで胸が痛みます。おそらく法治国家である我が国の「法」に照らし合わせるといろいろなことが起こるのでしょうが、純粋に被災され困っている方々に私どもの「心」を伝えることができないものでしょうか ? 何か腹に落ちない気持ちで一杯です。