学園日誌

diary

学園長のひとりごと

銀色の道

今朝30㎝は積もったでしょうか。一面の銀色の世界が帰ってきました。早朝、愛犬「ゴン」とまだ誰も歩いていない雪道を踏みしめていると私の青春時代がよみがえってきました。大学になかなか合格できず二浪していました。私は毎日母が作ってくれた弁当を持ち、兼六園下にある石川県立図書館に通い勉強をしていました。ちょうどその時、隣では民放の社屋が建設中で午後3時になると休憩のチャイムがなりました。その曲は「銀色の道」でした。わたしもそのチャイムで一休みをすることにしていました。図書館のロビーで歌詞の
 ひとり ひとりはるかな道は つらいだろうが頑張ろう 苦しい坂も止まればさがる
 続く 続く 明日も続く 銀色のはるかな道   この歌詞を心の中で噛みしめながら
俺だって、大学に合格し、先生になるんだ と言い聞かせていました。今朝、銀色の世界を眺めふっとわたしの若き日を思い出しました。



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