学園日誌

diary

学園長のひとりごと

恩師

 4月2日~4日大学時代の恩師とその奥様そして私の家内の4人で金沢、和倉温泉へと旅行して来ました。やっとのおもいで入学した名城大学で国文学を担当していただいた菅野雅雄先生(文学博士)の最初の講義で研究室に遊びに来てもいいよと言われ勇気を振り絞り研究室をノックしたのが先生との出会いの始まりでした。先生のお人柄にひかれ現在まで長いお付き合いをさせて頂いております。学生時代、先生から指導を受けたことを今も鮮明に覚えています。2年生の時民俗に興味を持ち大学を辞めたいと相談した時、「君は卒業ということをどのように考えているのか」と言われました。私は高専を中退しており、いわゆる高校を卒業していません。法学部で日本法制史を学び兎に角卒業を考えなさいと・・・そのおかげで今の私が存在しています。
 和倉温泉へ行く途中、羽咋の気多大社を参拝し、近くにあります折口信夫博士のお墓をお参りするなど思い出に残る旅行でした。
 学園生も心に深く留め置く「師」ができることを祈っています。


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