学園日誌

diary

学園長のひとりごと

残念な大企業の不正

 本当に信じられない大企業の不正が連続して報道されています。以前勤めていた前の学校の卒業生からこんな話を聞いたことがあります。彼は自動車の整備士でした。ある時、大手の自動車会社に勤めていたお客さんが「ちょっと変な音がするから」見て欲しいとの依頼がありました。彼は丁寧に見たのですが特に異常は見つかりませんでした。その事をお客さんに伝えるとお客さんは「俺たちはいい加減な気持ちで車は作ってはいなかった。もう一度しっかり見ろ」と言われたとの事です。彼は車製造に携わっている方々はプライドを持って働かれていたのだと感動して修理に励んだとの事でした。
 モノづくりでそのようなプライドが良い製品を生産する事ができたのではないでしょうか。大企業の不正は残念でたまらない思いで一杯です。


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