テスト明けの今日、家庭科の授業ではリフレッシュも兼ねて鮎の塩焼き体験をしました。教えてくれたのは揖斐川町商工会会長の服部さん。香ばしい匂いに誘われて生徒昇降口前に行くと、焼き台が設置され、30匹ほどの鮎が焼き上がっていました。
「まずは鮎を味わってください」と焼きたての鮎をいただいた後、串打ちの方法のレクチャーが始まりました。この串打ちに生徒も職員も大苦戦。竹串は、口から背骨の下→骨を巻き込むようにして背骨の上→尾鰭の下に出るように打つと、美しく仕上がります。鮎が踊っているように見えると100点満点なのですが、ほとんどが竹串が真っ直ぐ刺さっているだけの状態で、服部さんがやり直してくださいました。
竹串を刺したら塩を振り、炭火でじっくり焼いていきます。用意していただいた80匹の鮎は生徒と職員でいただき、なかには4匹も平らげた生徒も。「今日の体験でもっと鮎が好きになりました」と中学3年生のSくんの言う通り、身がほくほくで本当に美味しい鮎の塩焼きでした。雨の中、いつも以上に準備が大変だったと思います。服部さん、ありがとうございました。