西濃学園のオリジナル授業の一つに、地域学習があります。現在、中学校では5つのグループに分かれて地域についての調べ学習を行なっています。先週はテーマ決め、今日は各グループにアドバイザーとして職員が入り、テーマの内容を深めました。
あるグループのテーマは、「揖斐川町の現在と過去の違いを調べ、地図にまとめよう」というもの。昔の揖斐川町の商店街はどんな様子だったんだろう、徳山ダムが出来る前と出来た後の様子を調べてみるのはどう?など、いろいろな意見が上がりました。
揖斐川町に住んでいる私も知らないことがたくさんあります。5月末、坂内地区で開催された「揖斐川流域クリーンアップ大作戦」に参加した時、斬新なデザインの橋の欄干を見つけました。それがこちらの写真。
久瀬地区の日坂にあった揖斐高原スキー場しか知らなかったため、「坂内にもスキー場があったんですか?」と西濃学園高校の校長に尋ねると、「夏場もグラススキーが楽しめたんですよ」と教えてくれました。場所は標高1,011mの丁子山の東斜面、「遊ランド坂内スキー場」と呼ばれていたそうです。今は営業していませんが、賑わっていた時はどんな様子だったのでしょうか。気になりますねぇ。
調べ学習は時間がかかりますが、調べていく過程で知らなかったことを知る、発見することが面白いのです。これから各グループがどんな風に取り組んでいくか楽しみです。
※揖斐高原スキー場はキャンプ場とソリゲレンデのみ営業中。